キラず、オサエぬ甘さかな


                      武知ハルミ自戦記


家田隆二八段 vs 武知ハルミ

3子局

2005年3月3日 於 ランカ
140手完 黒中押し勝ち


自分の棋譜をあまり後で見ないところを見透かされてか、
高野さんはいつも書け書けと言います。
日を経てみてみると、ここはどうしたらいいか
ちゃんと質問すべきところを、しておらず
反省しきりです。


2月は棋譜を出しませんでしたが、
それもこの際、入力してじっくり眺めました。

本局、
右辺の白が眼形が乏しくなり、
白135コウトリで、黒の花見コウ
になったこと自体問題、
もはや、打つ気がしないと思われたのでしょう、
「もういけません」と、投了されましたが、
勝敗ということになると、まだまだ
 帰趨は分からない碁なのでは

顧みるに、
全体にピシッとキルところをキラらず、
オサエるところをオサエえず、
甘い甘い。



折角きちんと棋譜を採っている限り、
よく検討するようにしたいと
反省しきりです。