乾坤一擲のキリ

                                       武知ハルミ自戦記

家田隆二八段 vs 三子 武知ハルミ

2006年10月1日 於 ランカ
122手完 黒中押し勝ち


私の感想
立ち上がり、白19までいきなり隅が死んでしまったが、
まあ小さいか、と気を取り直して打った。

黒89の戦い以降がんばって打てたかな?

特に、黒97は乾坤一擲のキリが自慢の一手となった。
勝負手白114の打ち込みにも、冷静に対処できたのが嬉しかった。

家田先生
コメント

黒12は複雑な未完成定石で、変化も多く、
1)白19(1お左)にハネ。
2)1と3の間に割り込み。
3)1の下にハサミツケと、3通りあるが
3)ハサミツケが一番よさそう


黒24は単に22左へオサエて、後、オサエコミが先手。

黒46は44の右にカケツギがよい。

黒54は上辺の薄さより、右辺に注目
右辺4子と右下星とをツナグ思考が大切で、
星から2間上ぐらいに打つのはどうか。