欣欣快快1目勝ち 吉野従生自戦記 家田隆二八段 vs 吉野従生 2局目の2子局 2004年10月7日 於ランカ 200手以下略 黒 1目勝ち 前回は超短手数で完敗したので、今日は少しでも長く打ちたいと臨んだ。 多分に先生の手加減もあろうかと思うが、何とか1目残したのは欣快であった。 家田先生の評を中心にまとめてみた。 大斜でスタート。 しかし、白13は初めての経験。 以下は無難に分かれたが、黒20は21から取るべしであった。 黒24は手抜きで、30に向かうべし。 左下隅、白61から黒66まで、形良く治まったと喜んだが、 先生は「黒は割を喰うた・・・1手ばかり損」と批評。 黒72はいかにも好点。白75.77とヨレてきた。しかも、黒78も気持ちいいキカシ。 おまけに、待望の黒80で、一気に挽回しリードしたかも? したがって・・・・遡って、 「白71は72であったか」と、先生自身自嘲気味の言葉が洩れる。 白87の大模様拡大に対し、 黒88ツケからキカシて、黒96に臨んだのは好手だった。 でも、あと、 黒132.134と、大きく持ち込んでは黒非勢と、覚悟したが、 黒144からのヨセがやたら大きかったらしく、 作ってみて、指運の1目を残していたとは・・。 幸運の女神に感謝! |