隅の先占
碁品のある立ち上がり。隅の先占が青眼の構え。
小目は好守の位置。星は均衡。三々は実利專守。
高目は上段の構え。目外しは下段の構え。
隅は隅でも、これらは又権謀の構え。
天元打ちは天下無一物。独歩の姿勢。
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定石と布石
序盤の動きは、定石と布石の組み合わせ。
更に進んで、大場と急場の選択肢も肝心の場。
先手必勝はいつの世も。ただ、
先手の打ち得って、時によりけりということも。
後手の先手は囲碁哲学。
どの盤面でもじっくり腰を落として慌てない。
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碁は調和:大場と急場
大場と急場が難しい。
高い低いだけではない全局の調和。
三々はW三線。星は四々・W四線。
四線は勢力線・三線は地合線と言った。
四線の厚みは無類のものがある。
いよいよは調和の問題だ。
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ヨセが正念場
ヨセの段階で、勝負の決まることが多い。
両先手ヨセ・片先手ヨセ・逆ヨセ・ヨセコウ・etc.
「ヨセも力なり」
棋力の差のある・・・置碁の場合。
ヨセに入ったら、30~40目はヨセられている。
知らぬが仏。
面白いことに、序盤ですら、ヨセられることがある。
ましてや、中盤ともなると、無言のヨセが続々。
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基本方針を貫く
構想の当初の方針を崩さず基本方針を貫く。
とりわけ「模様の碁」。
元々「模様は模様にして地に非ず」。
即ち「厚みは囲うべからず」と、
模様を攻めに役立てて、地への質的変換だ。
カライ碁の方針も、模様のケシが待っている。
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