囲碁アラカルト




2.碁の基本なるもの




基本は死活

囲碁の基本は死活。死活のメッカは詰碁。
詰碁との取り組みはヨミの訓練に一番。

詰碁は眠くなる。答えを見て学ぶのも一法。

因みに、八常勢とは「攻・守・殺・奪・救・急・防・拒」。
全て、ヨミの裏付けがあってこそ。




石の方向

石の方向。弱いところを打つ。

原則として、石は弱い石から
相手の弱い石に向かって打つのが最上の策。

自分の強い石からは地が大きく見えても打たない。
もちろん、相手の強い石には近付かない。




コウの存在

「コウ」の存在は碁独得のルールで、
変化の基礎。コウの活用は碁の巧者。

見合いの石は攻めにくい。見合いの活用も碁の巧者。

その巧者も勝敗だけはまた別のもの。




確かな手

確かな手。筋も形も奇麗なのは強い。
形に就くのは本格派で、崩れない。

とは言え、形だけではひ弱。グズミの強手もある。
愚形の妙手は強烈ラッパのフーラフラ。

俗筋にも強手あり。 本筋だけでは生きとれん。


 

打たない手

打たない手。手抜き・フリカワリなど。

相手が強いところにツケる。受けてくれたらキカシ。
受けないで他の好点に回る。良いでは無いか。

欲しいものはくれてやれ。代わりにこちらを打つ。
気合いの良いフリカワリ。