攻めが基本
囲碁も人生も攻めが基本。
実戦は棋力に気力が伴ってこそ。
碁は充実した気合いで打つもの。
碁はいつもどちらかが非勢が常の理。
気合い入れ、狙いを込めたパンチこそ力。
力碁の本領だ。 奮い立ていざ。
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石の強弱
地の大小か石の強弱か。
大小は比較的分かりやすいが、強弱はなかなかの難物。
軽い石・重い石で強弱の判断が変わってしまう。
攻められたとき、軽い石の尻尾切り。はたまた、
重き荷を担いで百里の道を歩むが如しか。
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オシてキッて
「オシて、キッて、タタイて」
切り結んで戦うのが戦いの定型
全局のバランスなんぞ、それからのこと。
戦いあるのみ。
ウケてヒラいて、手を打って結んで、
という眠ったような碁はやっとられん。
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のらりくらり
のらりくらり、どこが頭か尻尾か。
相手に決め手を与えない。それでいて、
いつの間にか全局をリードしているグニャリ型。
強いのか弱いのかさへ分からない。
掴まないから強いんだろう。
人呼んで「たぬき」。
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カス石・要石
10目のカス石を逃げる。2目の要石を捨てる。
5目の捨て石を活用する。
一着の価値は盤中どれも不変なのに、
時と場合で石も金もごっちゃまぜ。
碁は識別眼が問われる。嗚呼!
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