公開対局 井原嗣治さんがたいへんな記録を作ってくれた。 詰碁を作って、丸 一ヶ年間に2500題という膨大な数の詰碁を記録した。 この中身は一日平均7題。寝ても覚めてもですぞ。ゼロの日もあるから多い日は50題 貯金しておかないと間に合わない。質が問題だ、という人がいる。 しかし「量は質を規定する」という言葉通り「はじめに量ありき」だ。 質は自ずと付いてくる。いや、自ずとグレードアップされてくるものだ。 このたび、財団法人関西棋院理事に就任された。おめでたい話である。 加えて、碁吉会発足来十数年間皆勤。これは足跡記録だから、もう誰も真似は出来ない。 そんなこんなで、このたび碁吉会副会長を任ずることになった。 その節目を記念して、碁吉会京都葵祭大会での公開対局となった。 |
碁吉会葵祭大会・公開対局
2003年5月15日
於 京都・パレスサイドホテル
解説 家田隆二八段
先番 井原嗣治
白番 山本三七子
101手打ち掛け