イナバ会 囲碁の初心者大集合

2019年4月11日14:00

                              高野虚石 吟詠





花の宿早変わりして碁の研修






御目見得の棋客のまなこ集中し





イナバ会・開会のお話し

                                              高野圭介

1.皆様を迎える先生方は「教えることは学ぶこと」として
皆様を迎える準備に当たってこられました。
  学習に碁のメッカ・大阪の関西棋院へも行きました。
 資料作り、打ち合わせも繰り返してきました。

2.ではここに、「基本」ということをお話ししましょう。
このイナバ会は石飛先生から話があって発足しました。
石飛先生には健康を戴来ました。
私は健康指導の基本に忠実でした。
石飛教室の高齢者優等生と折り紙を戴きました。
  皆様も学習は「基本に忠実に」



3.基本は「考える」。それは頭で考えるのですが、
頭は身体の上に乗っかっています。
ちょっと姿勢を変えてみましょう。 ぐんにゃりとした姿勢では・・・
チコちゃんの思い出す姿勢ではダメです。
背筋を伸ばせば・・・OKです。

4.私は終戦以来、ゲームに取り組んで来ました。
ゲームはすべて「ツナグ」ことが勝ちに繋がります。
ゲームの基本は「ツナグ」です。碁も「ツナグ」ことが基本。
  繋がったら勝ちに通じる。切れたら負けに通じます。
  現実に、全部繋がった「一石碁」。「碁は断にあり」細川千仞。
又「七つに切れたら負け」は現実です



5.もう一つ、カンブリア大爆発という話です。
  136億年前にビッグバーンが起きて、宇宙が出来ました。
45億年前に地球の誕生です。地球の氷河期・温暖期が入れ替わり、
極寒期・極暑期に絶滅したり新しい生物が生まれたりしました。
5億年昔のカンブリア期のこと、
生物に「カンブリア大爆発」と呼ばれる大変化が起きました。
  突如として「眼を持った生物」が現れました。
眼を持たなかった生物を喰い散らして、生態系を変えてしまったのです。

6.昨今ではAIの世界です。2015年、ディープラーニングの登場です。
AIに眼が付いて画像認識が出来るようになりました。
2016年には人間が碁でAIに勝てなくなりました。

7.さて皆様の石です。遅くとも盆までにはキラキラ輝く眼が二つ。
  そこで、新世界を迎えられるでしょう。楽しみなことです。



8.碁も基本という部分の寄せ集めで出来てます。
皆様が学習するいろんな基本の数々をキチッと踏み終えて、
碁に取り組んで下さい。一足飛びは問題を残します。

9.碁の別名は20ぐらいあります。
 「黒白、烏鷺、方円、手談、座隠(坐隠)、忘憂、欄柯、腐斧、
橘中、河洛、敲玉、清遊、聖技、小宇宙、棋、棊・奕」等々。

10.「手談」碁は石と石の戦いですが、実は人と人の話し合い。
  石でいろいろお話ししましょう。

10.「欄柯、腐斧、橘中」・・・面白くて止められぬ。
「勝つ者があることは負ける者がいる。」・・・
「負けて負けて強くなる。」
いつも楽しくやりましょう。



11.理屈だけでは前に進みません。読書百ぺん意自ずから通ず。
  皆、仲間になって、出来るだけ実戦をしましょう。
                                            以上





足を踏み、腕を振る・・・・・・さあ、歩こう



石飛流健康歩行の基本は先ずは丹田。そして足と腕にあります。