策戦奏功し、燭光を見た。 1回戦 互先 高野圭介 vs 先番 羽田 匝 黒コミ6.5目出し 高野圭介自戦記 2009年2月22日 於 ANAホテル 平安の間 120手以下略 白中押し勝ち |
|
---|---|
羽田先生は大阪医師会のチャンピオンで、プロに二子と聞いた。 局は本格派の棋風の進行で、堅すぎるほど堅い。 立ち上がり、白は左上スミは黒を固めて打ちにくくした。 しかし、盤上は白30まで、白の制空権である。 方針転換し、頭としっぽが分からぬ戦争体制を構築し、力戦対決に持ち込む方針だ。 これが奏功し、黒の失着を誘うことになり、女神のウインクが瞬いた。 対局直後に張呂祥六段の講評を頂いた。 |
|
局面打開に苦慮 | 白28が難しく、次いで、白32は勝負手。 ここで、 黒33は32にノビ込んできたら、差しきりで、白は対応が更に困難だったか。 白48は成否でなく、必死のパッチ。 白62となって、燭光が見えてきた。 |
黒の敗着 | 黒81は放心的敗着。 黒91から白110まで、黒の勝負手不発。 |