須磨海岸パラトライアスロンOWS練習会

2018年7月22日(日)

エピローグ

                                       高野圭介

 
肢体障害者の車椅子の方には,選手がパニックにならないよう注意する。

入水時のシーンをつぶさに見たが,高くて強い波のときはどんな注意をしてもし過ぎることは無い。




 


あ、どさっと波が来た。 何と,いったん陸に戻ったのである。何回か繰り返した。安全第一だ。

 
 

肢体障害者の車椅子の方が懸命に泳ぎの練習の真っ最中。

 
ブラインドor弱視のガイド法は伴泳者は80糎の紐(決まっている)で,太股と太股を繋いで泳ぐ

もちろん、入水時からずーっと最後まで,傍につきっきりで、介助する。




今,入水時。想像以上に勇気が要るだろう。 方向感覚が見当も付かないほどたいへんだろうから。


  

ブラインドの方の頑張る姿は神々しい程。 ガンバレ!

 


ブラインドの選手が練習を終えて,陸に帰ってきた。よくやったね。


砂浜での落下物にによる切創、刺創の対策は入水直前まで履き物を履く。
また、浜の清掃も大切だ。

 


バトルの稽古をしながら、団体泳の実践練習。5つのブイを往復した。また、繰り返す。


海とプ-ルの違い

トライアスロンの泳ぎはプールのそれとは違う。
先ず、方向を見定めるために,時折,顔を正面に向けて上げて泳ぐ。
初心者は5回の泳ぎに1回ぐらい顔を上げる。
ベテランなら,方向が余り狂わないから,20回に1回ぐらい。

海とプールは違う。風があり波がある。呼吸も右左双方が必要となる。

ブイをターンして曲がるのも、左右があり,海独特の特殊な技術が要る。






集団で泳ぐ危険性

集団で泳げば バトルによる打撲や過殺傷は意図的でなく偶発する。
だからといって,故意による接触はしてはいけない。

集団の中で追い抜かれる時がパニックになるので要注意。
追い抜かされると焦ったり,頑張りすぎたりする。そのパニック状態が危険である。
自分を信じて、苦にもせず、マイペースを保って悠々泳ぐこと。