井山少年生涯初のサイン

                                           高野圭介

 少年の初サイン  
 当日、碁吉会の世話人の一人、杉田明子さんが、
又とないチャンスと、裕太少年に貰ったサインがある。

何でも、少年にサインをお願いしたところ、「おじいちゃん、どうするの?」と
聞いて書き込んだ。少年、生涯最初のサインとなった。


左下に

サインと
日にちが


井山裕太

1998.4.19


見えます。

 
 
  たまたま、
杉田明子さまから、
一枚の絵が寄せられた。


将来大成を嘱望された
9歳の井山少年が
サインをした絵である。


これは家宝と
明子さま。
 

 村上文祥ルール  
 文祥先生が朝日か、毎日か、どこかのアマ棋戦で、
秒読みになってしばらくして、尿意が催してきた。
先生は時計をニュートラルにして、
堂々とトイレに行って、帰ってから打ち継いだ。

 局後、もちろん大問題になった。
 先生は「これは生理現象で、ダメというのは人権問題であって、
生理現象に限って、許される」と、主張。
それが不文律としてのルールとされ、
以降罷り通るようになった。

碁吉会は禁煙  
 その時の話である。
困ったことが一つあった。その秘話に触れよう。

 碁吉会は元々禁煙である。
文祥先生は片時もタバコを離さない愛煙家である。

 公開対局なので、二者択一しかないのだが。
結果は、碁吉会の対局が済んで、後の別のイベントということで、
行うこととして、折り合いの糸口が見つかった。

 煙草問題    
 だから、今回のタバコ問題は、
碁吉会の不文律として、生きていなければならないが、
不幸にして、適用する場面に未だ接してない。

もちろん心待ちもしていないが。