井山裕太少年の初サイン
あの時の裕太君の様子が思い出されます。
平山郁夫美術館でも、おじいさまにくっついて、無口なかわいい少年でした。
あの絵にサインをもらったのは、高野先生が先見の明をお持ちだったので、
おじいさまにお願いしたら・・とおっしゃったので
平山郁夫の絵を買ってきて、頂いたのですよ。
井山少年の初めてのサインです。
お願いしたとき、とても戸惑いが有ったようで、
どう書くの?
と、おじいさまに尋ねていたのを思い出します。
☆∞∞ 杉田明子 ∞∞☆
因島での写真は杉田明子撮影・奈良の竹之内正子さま提供
手ほどきされた
お祖父ちゃんに
手を引かれて
9歳の井山少年が
碁吉会・因島大会に参加した。
そのとき、
天下御免の村上文祥と対戦した。
それを記念して、
碁吉会から「碁吉本因坊」の
賞状を贈ったりした。
たまたま、
杉田明子さまから、
一枚の絵が寄せられた。
将来大成を嘱望された
9歳の井山少年が
サインをした絵である。
ぜひ家宝に、と
明子さまの脳裏を
くすぐったのである。