自立整体の目指すところ

                                         高野圭介


気持ちの良い身体

ヨガでもない。按摩でもない。しかし、

身体中のあらゆる筋肉の凝りやストレスから解放して、
万遍なく気持ちの良い身体作りを目指す。

まあ言えば、揉み揉み体操なのだが、こんなことをばかりして、
身体中が柔らかくなったからと言って、サーカスが呼びに来るわけでもないし、
じゃあ、
いったいどのようになれば、良いと言うのだろう?

目指すところ
「その目指すところ・・」という面白いお話を聞いた。



1.体温の高い身体


2.お通じの良い身体

3.ぐっすり眠れる身体

4.質量の勝れた肉体



だいたい・・・四つ。

1. 体温の高い身体作り。
 熱があるのではなくて、血液の循環が良く、新陳代謝のよい健康体。

2. お通じの良い身体作り。
 三度のご飯が美味しく頂けて、快食快便とは、これ、健康体。

3. ぐっすり眠れる身体作り。
 心身共にストレスが溜まらず、交感神経・副交感神経が自在に切り替わる健康体。

4. 更に言えば、身体中の骨、筋肉、臓器などの密度の高い、
高品質の勝れた肉体作りを目指すものと理解したい。

脂肪さへ適度にぎっしり詰まっている身体は強靱なもので、
体脂肪がどうこう、言ったって、単に、その数値だけでは云々できない。
たとえば、「銹びた鉄筋に薄い生コン」のビルではかなわんというようなもの。

一般症状
普通、医者が一般症状として、患者に問診するとき、
「ご飯は美味しいか。よく眠れるか。便通はどうか」と聞く。
快眠、快食、快便の三つが基本だ。

手を煩わす
さぁて、年寄りは人の世話が出来なくても、
自分が人の手を煩わすことの極力少なからんことを願うのみである。