竜幸の碁 姉に揉まれて利かん気の,そして素直でとてもいい。 さあ、今からだ! 高野圭介 |
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竜幸君や二人の姉に接していると、八丈小唄を思い出した。 元歌 「あにがあんかもうし、あがぼーくなるに、かんものしびでもけろじゃなし」 和訳 「姉は何もかもうてくれなかったが、私は大きくなった。 薩摩芋のヘタさえくれなかったじゃないか」 意味 「独立独歩の倉科家では自由が支配していて、誰も人のことは構ったりしない。 碁のお勉強でも、手を差し伸べて指導するなども殆どない。 でも僕は強くなった。姉は姉だ。僕は僕の道を行く」 そのような環境かと、思う。 きっと凄い三姉妹弟だ。 無言の中にお互い叱咤激励し、きちっとした秩序が保たれているようだ。 来年は見違えるように強くなりたい。 |
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対局中、気がついたことだが、三姉妹弟共に、対局態度がすこぶる良い。 お母様に聞くと、「背筋を伸ばして打つと、全局面がよく見えるし、強気で打てる」とか。 |
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全員注視の中、バッチ!と打った。良い気合いだ。 |
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家田隆二八段 vs 先 倉科竜幸(中2) 120手まで打ち止め |
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とても素直で良い少年だ。 私も若いときがあったのになぁ 良いなぁ・・・
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