回り道危険を反省

高野圭介 vs  定先 永井良典

                                         高野圭介 自戦記

2007.10.15 於 八丈島・棋羅

150手完 白中押し勝ち

       

本局、八丈 NO.2の気鋭登場

進行途上、4回の転機が潜んでいた。


4回の転機

白一気に優勢
1.黒23.25.で、白に24.26.と中を連打したところから、
白34黒35と、キカしたところで、
白は一気に優勢を意識した。

暗雲垂れ込め
2.白76は危険極まりない。
単に86でなければならなかった。
この間、10手ばかり、
白に暗雲が垂れ込めていただろう。

白勝勢
3.白122にオシアゲては勝勢と言っていいだろう。

アジが悪く
4.黒134は何と言うことを。
どんどんアジが悪くなりかけた。
ここは135が手厚かった。

好事魔多し、と言った一局
さいわい、
何事もなく推移したとは言うものの、反省!

表面には出なかったが、好事魔多し、と言った一局で、
反省することしきり。