昨年の上海大会で、肖傑協会会長との「来年の景徳鎮で会いましょう」の約束を果たした。


   
 
      「鶴聴碁」の揚額・・・鶴が碁石の音を聞くという優雅なひととき              清の呉昌碩書


 


囲碁協会での対局は
小学生の

黄友志少年4段



「名前は?
なんと読むの?」
「フォン・ヨウシ」

にこやかに
答えてくれた。




 

泰子さんと私の二人は
子どものお世話係。

違う・・・

子どもたちの腕の見せ所。

私たちは石を
取られたり
差し上げたりで、
友好親善の実を
挙げていた。

子どもたちの
嬉しそうな顔、
親たちの満足そうな様子。

 

 



握って私の黒番
最近よく打っている
布石で打ちやすいな、

と思っていたが、

彼の打つ一手の
価値に驚いた。

少し差が出て黒投了。





 

対局後

少年たちの
対局を観戦した。


フォン少年は
石が取れたら、
「バイバイ」を連発。



それは、
10数手先が
瞬間にヨム
ことができ、
相手の石がとれた!
と確信した時、
即時に発する
ものであった。


私たちは

「バイバイ少年」
と名付けた。


 

 




礼儀正しい
かわいい少年たち
と記念撮影。



  

 


ずっと観戦していた
彼のお父さんが大喜び、


窓の外から見ていた
人たちも笑顔になった。


  


白番  黄 友志 4段  vs  加田美保子

39手以下略 白中押し勝ち

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