景徳鎮雑感 中田良知 |
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琴棋書画 | 琴棋書画というこの言葉は、 中国古来の文人必須の教養や風流などを意味する四芸として知られている。 3日目の午後、古窯博物館見学時、 庭園入口の柱にこの文字の書かれた看板を見つけて感動。 |
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惨敗の記 | 本チャンは、×○××○××の2勝5敗で、乙組30名中25位であった。 相手の強さを実感したポイントをあげると、 (1) 時間の使い方がうまい(持ち時間:1時間30分) 布石は自分の得意な形を持っており、序盤はどんどん打ってくる。 その間、アツ !と言う思いがけない手を打たれ、こちらの時間を使わされてしまう。 そして、中盤に大半の時間を投入してくる。さらに、ヨセも残り10数分で適切に打ってくる。 (2) 石のせめぎ合いに強い。攻めが強く、かつ中盤で石が絡み合ってくると、 実によく読んでおり、しばしば読み負けしてしまった。 (3) あきらめない こちらの目算ではイタダキ!と思われる碁でも、色々勝負手をはなって粘ってくる。 根負けしたら勝負は負け。という訳で、今回も大変勉強になりました。 |
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マスコミの インタビュー |
囲碁学校で子供達との対局が終った後、 地元テレビと新聞のインタビューを受けた。 通訳を介して、それぞれ約5分間であった。 質問内容は、景徳鎮と日本の子供の棋力比較、今回の大会の印象、 何歳頃から囲碁を始めたか、など他愛ないものであった。 わざわざインタビューを設定してくれた地元スタッフの気配りに感心した。 |
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お辞儀が 大受け |
囲碁学校で、子供達と交流対局した。 一人目の子供との対局。約10目勝。 二人目の子供と対局後、私からお辞儀をしたら、先生から大受けだった。 互戦の黒で、中央部白の大模様に侵入し私が大勝。 時間が余ったので、”もう1局打とうか”と言ったら、子供は”いや”のしぐさをした。 しかし、その子の母親が”やれ”と言い、白黒を入れ替えて再対局。 また、勝ってしまって、いけないことをしてしまったかと、反省。 |