朋有り、遠方より来たる

開会式・高野圭介 挨拶要旨

                                             高野圭介



亦楽し
私たちは日本からやって参りました。
飛行機・電車・バスを乗り継いできましたが、
大勢の方々も同じようにご遠路を来られました。

まさしく
「朋有り、遠方より来たるまた楽しからずや」という感であります。

1978年  
日中友好関係が樹立され、
神戸新聞創立八十周年事業として訪中囲碁使節団が結成されました。
そのメンバーとしまして、中国を訪れましたのが最初でした。
その時は北京・天津・杭州・上海・広州を転戦しました。



北京では陳毅元帥(当時・副主席・・陳丹准の父君)に人民大会堂で
宮廷料理をご馳走になったことがあります。
淡い味の美味しい料理でした。


 

1988年
王汝南先生に中国棋院で唐騰さんを紹介されまして、
爾来、
唐騰さんとは水魚の交わりが始まったのであります。

1998年
の済南で、第2回名人教授杯が催されまして、私は初参加しました。
ベスト8に入ってビックリしましたが、ぎりぎりの8位でした。

その時、
上海の陳羅沈選手にとてもよくして戴いた記憶がまだ新しいのです。

14年間・皆出席  
その後、私はすべて参加していますから、
そうすると、14年間参加していることになります。

その間、
負けたり負けたり、負けたり勝ったりして、
ベスト8に入るのは何回目かに1回ぐらいでした。




今回・2012  
今回は囲碁国際交流会から3名。碁吉会から7名と
合計10名で参加しています。



私たちはいよいよ心の扉を全開して、
いよいよの囲碁交流を楽しみたいと思っています。

よろしくお願いします。
どうも有り難うございました。