中国で感じたこと 高野圭介 |
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不動産価格のこと 日本では1970年に入って、好景気が訪れた。それが1990年をピークに 不動産価格、株価ともに一気に下落に転換し安定成長期は終わりを迎え、 失われた20年と呼ばれる低成長の時代に突入しました。 今もなお、次の好景気を渇望しているのが現状であります。 特に、一般的に1986年12月~1991年2月までの4年3ヵ月間の間に起きた 資産価格の過度な高騰とそれに伴う好景気の事をバブル景気と言い、 その好景気から一転して一気に資産価格が下落に転じた 1991年3月~1993年10月までの期間をバブル崩壊と言います。 特に1980年代後半は東京の山手線の内側の土地価格で アメリカ全土が買えるという試算が出るほど日本の土地の値段は高騰。 1990年まで凄まじい勢いで土地価格が上昇しています。 今の中国の経済のことはよく分からないが、不動産投資への意欲は高そうだ。 このままでは、若い層が家を買うことなど不可能な状態に突入してしまいます。 問題は、1980年代後半に起きた日本のバブル崩壊が中国では起きないのか、 起きないとすれば、どう動くのか? 起きるとすれば、どのような形なのか? そのようなことを感じました。 |
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孔子の教え 昨今、孔子の儒教が一番残っているのは韓国、次いで日本。中国は少し違う。 そのような風聞を耳にします。 今回、私が接した人々は選ばれて、優れた方々の中にいたせいでしょうか、 孔子のいう仁、礼をそのまま感じました。でも、一般にはそうもいかない。 世相としては、良くない方に進んでいるとか。 私はここで、本当の「孔子の教え」を見直して、我と我が身を振り返りました。 今後も心して過ごしたい。 孔子の礼 『礼を知る。礼とはつまり、この世にいるのは自分だけではないことを思い知ることだ。』 『礼儀とは、表面的な挙措動作ではない。心がけの美しさだ。』 『礼にあらざれば視ることなかれ、礼にあらざれば聴くことなかれ、 礼にあらざれば言うことなかれ、礼にあらざれば動くことなかれ。』
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