子ども囲碁クラブ


                                          宗佐田和男


 
私の囲碁活動

                          宗佐田和男

 私は囲碁の普及について、子どもから始めることを念頭に置いて情熱を傾けました。
私たちのグループは三宅康雄様が会長で私たち7名は指導を補助しています。
学校自体が全面的にご理解とご協力を得て、実践できましたことに感謝します。

さいわい、曲折を経ながらも中浜孝ノ輔少年が若干18才で日本囲碁界の雄県
である兵庫県の名人となりましたことは私にとってもこの上もない歓びであります。

 ここに、子どもとの囲碁の接点をかいつまんでお伝えします。

 
 


宗佐田和男講師






名倉小学校囲碁クラブについて

名倉小学校の当時の教頭先生は囲碁に興味を持ち
クラブを平成15年9月5日設立させてくれました。

設立と同時に教頭先生が碁石・碁笥も大盤も買って頂きました。
職員室ではドリルのプリントも印刷・切断も協力して頂き感謝です。
校長先生も時々見学に来ました。
保護者 母親も時々一緒に勉強しました。

名倉小学校では 7年~8年間 毎週 火曜日の授業が終わって
午後3時から4時30まで(夏日は5時まで)
早く授業が終わった生徒は(2時30分から)
ドリル中心に9路盤・13路盤・19路盤で勉強をしました。
大盤を使用 生徒の棋力に応じて解説をしました。



名倉小学校囲碁クラブの学習です。

 
1.囲碁ソフトで50手前後進め印刷した用紙ががあります。
生徒にその後良い所を考え進めるというやり方です。

2.パソコンを使った学習は下図のようでした。

 


 


 


2009年11月2日 五階パソコン室の実況






妙法寺小学校について

後に、明泉寺クラブに変わりました。
最近4~5年は我が自宅付近の妙法寺小学校で指導をしています。

妙法寺小学校では囲碁も将棋も楽しんでいます。
同じく毎週火曜日の授業が終わって3時から4時まで
早く授業が終わった生徒は(2時30分から)となっています。
棋力に応じて9路盤・13路盤・19路盤とドリルで勉強しています。
現在は 英語・部活で自然と離れて行くのが残念です。

名倉小学校の生徒は明泉寺クラブまで遠いのか
保護者の理解がないのかクラブには不参加となりました。
惜しいと思いましたが保護者の理解がなければ進みません


 

中浜少年について

一方、丸山学校へ囲碁クラブ始めませんかと言いましたが
話が進まず断念しました。
中浜君は明泉寺クラブに近い別の丸山小学校です。

ドリルは初級終了すれば囲碁を打てますが
明泉寺クラブで中浜君は中級まで進みました。
内容は難しく上級クラスと思います。




囲碁クラブ設立について



学校国での囲碁クラブ設立は教頭先生次第です。
高校学校も三校にも電話しましたが話は進みませんでした。

幾らクラブが出来ても、やはり親の理解と本人の努力がなければ進みません。
中浜君の両親と本人は凄く情熱を持っていると思います。