強烈なカラミ攻め

                            高野圭介自戦記

互先 信永恕平 vs 先番 高野圭介
     (東京教育大)   (神戸商科大)
コミ 6目黒出し

全日本学生囲碁OB親善交流会
2004年5月22日 於 日本棋院
第1回戦 191手完 黒中押し勝ち

 毎年度、日本の学生囲碁OBを東西に二分して、
広く各大学から約30名程度の交流大会を持つようになった。
 今回が第五回目の大会で、32名ずつ出場した。
 
私は神商大を代表して参加した。
初回から参加していて、通算6勝2敗であったから、
気は楽で打てた。
 
会場へ足を入れたとき、
中園清三さんが「いらっしゃい」と笑顔で迎えて下さった。
原田実さんもマルセーユ以来の何年ぶりかの再会であった。
 大会が始まったら、隣の席には雅永の先輩・慶応の野呂夏雄さん
  その隣には関西OB会会長・阪本清士さんも一緒に並んでおられた。

 この碁は東京教育大の信永恕平さんに先番が当たり、
ぎしぎし石が軋むような碁になってしまった。
どうも●21はもう1本ハウのであったかと悔やんでいる。
 一手一手の可否はともかく、149からの強烈なトリカケが
思わぬカラミとなって、戦局は遂に終焉を迎えた。
 
第1回戦は西軍5勝の内、貴重な1勝となったと聞いた。
 おかげさまで、通算7勝3敗と、私としては
まあまあの星勘定となった。





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