その道の達人秋の羅漢さん

八朔や持ち味滲む著書並ぶ



日本の出版の賞秋誉れ




さわやかに交友清談昼下がり

秋扇子テーブルに置き耳澄ます

名月やクイズの王者壇上に

        七草の香りそこはか昼ご飯       圭介















下手は上手の手本

ご挨拶:自己紹介

                           高野圭介


 ただ今ご紹介戴きました高野でございます。
私は本年新春尚早「おもしろ詰碁」なる碁の本を上梓しました。
今年初めて交友クラブの仲間入りをした新人であります。

ただ今、諸賢のみなさまのお話を伺って、また記載の出版の目録を見ていまして、
そのバイタリティに感じ入っています。

私は碁の愛好者なる碁吉会を主宰していますが、碁は楽しいものなんです。
 毎年冬、ボウクリ会を催していました。
それは忘年会とクリスマスを併せたもので、その時、
俳句、川柳、さなぶり、短歌など、何でもありの句会を持っていました。

したがって、俳句は他人事では無いのですが、
今では交友講座の俳句で大林先生ご指導の下、楽しんでいます。

世阿弥が「下手は上手の手本」と言っていますが、
碁も俳句も同じように下手も上手も一緒に楽しめるのです。

 最後に、本日ご一緒しています西原正明さんについて、申し上げます。
西原さんは祖も俳句もされませんが、スポーツ万能で、
わたしはゴルフ、テニス、水泳と一緒に飛んだり跳ねたりしている仲間でして、
交友講座にはときどき参加されています。

今後ともよろしくお願いします。





記念講演 

「未知なる魅力に誘われて・・・ピエロ:Pierrot・・・」


                                   三木幸子 女史



私は家事の間に絵を描くのでは無くて、絵を描く間に家事をします。
絵を描くことは趣味じゃ無くて、生きざまである。

加齢とは言え感性の泉は枯れさせないで、心豊かに老いを楽しみたい。

                             三木幸子


        

秋の会嘆きのピエロ笑みが漏れ

                                 
圭介











涙のピエロの次は・・・「しぐれていくか」山頭火