「師走」はセピア色  「俳句の会」

兼題 「師走」  大林悦子先生指導

2017年12月21日(木)交友プラニングセンター

                                          高野圭介





次、 1月は暦



今回の兼題:「師走」の高野選です。


第一席(5点句)   落ち葉焚きセピア色した記憶焼く      沼田敏恵

第二席(4点句)   大の字の火床を抱き山眠る         沼田敏恵

佳 作(1点句)   凍月の水面に揺るる余呉の湖        横井傘二


高野虚石選(1点句)    師走なり今年も第九聴きに行く          西山はるな




北九州海景吟行ツアー で四十句詠んだ。
その中の擬人法の句、三句。 家内の選句による。


冬かもめ見送り乱舞いたみいる       虚石

なに思う師走の空に鳥一羽         虚石

凍土にもソーラー発電たじろがず      虚石


次の三句は虚石自薦(提示しなかった)

師走なおAI正体解けぬまま      虚石

稜線の寒気降り来る漁の浜      虚石

寒空に我を貫く光あり          虚石

                                          高野圭介

 

投句方法の変更

2018年2月から投句方法が変わることになった

句会の三日前までに事務局に三句送っておく。
締め切った後の追加変更は出来ない。