華やかな タ.タ.タ.宝塚碁会



2006.Oct.13.14 対嵐荘

                                              高野圭介

                    

た・た・た・宝塚の「対嵐荘」
に碁羅漢さんが集まった。

ひたすら碁を打つ。
手の空いている方と選り好みなく、どんどん打つ。
橋口美香プロはいつも二面打ち。入れ替わり立ち替わり指導を受ける。

            

越路吹雪

ナントカ組長


地元の岸本道也さんは仁川での開業医。
と言っても、本業はご子息の時代で、囲碁三昧の毎日だが、
この周辺を、歩け歩けと多い日で4万歩も歩かれるそうだ。
今回も、
岸本さんの道案内で、早朝 6:00から・ら・ら・らんと散策がまた楽しい。

それもそのはず、

宝塚少女歌劇団の掛かり付けの医師となり、
在職中(今は引退)は越路吹雪やナントカ組長らも脈を取っていたとかで、
毎年、開演には劇場の入場券が届いていた由。
ただし、ご本人は観劇記録なし、だそうだ。

          
記念碁

2局↓

橋口美香四段 vs 榎本滋

高野圭介vs丸川佳子


棋譜は下↓に記載

                  
手塚治虫記念館
時を惜しむように、心ゆくまで打ちまくった碁だが、
岡山の医師・吉岡信一さん手塚治虫記念館へ足が向かった。

定刻2時、散会した。







五段を目指すか、勝って嬉しい三段どまりか?

                                     榎本 滋 自戦記




橋口美香四段 vs 六子 榎本 滋

2006年10月13日 於 宝塚・対嵐荘
117手まで 打ち掛け


橋口美香先生の指導碁を受けさせて頂くのは2回目です。
前に5子で教えて頂きました。その時、負けましたので、
今回は6子でお願いしました。


本譜最終手の117手目に対し、ヨセを考えていますと先生から
「プロに習っておられますか? 非常に筋が良いですね。
プロみたいなうち方が随所にでてきます。」

とのお声がかかりました。


私は思わずニッコリしたのですが、引き続き
「五段を目指さないといけません。碁の格が違います。
今までの打ち方を全面的に変えるべきです。
楽して勝つ打ち方ではなく、
○○の打ち方をしないと碁は変わりません。
負け続けるでしょうが。」

とのお言葉でした。

問題点を二.三
「白5の意味が分かりますか?
黒からここにカケられるのが嫌なんです。
○○の打ち方の基本です。」


 黒32は右辺白4子に急襲を掛けるところ。
 黒38は隅の1子を大事にして、ツグ1手。
 黒60はオサエて遮断の1手。


翌日、○○を体感すべく4子で教えて頂きました。局後、先生より
「ここも、ここも、ここもーーー今までどおりの打ち方」とコメントを頂き、
訳がわからないままニコニコと、対嵐荘を後に家路に着きました。


  



明るく 欣々 明るく 快々

                                  高野圭介 自戦記

高野圭介 vs 三子 丸川佳子

2006年10月13日 於 宝塚・対嵐荘
147手時間以下略 白中押し勝ち


丸川佳子さんはなかなかの打ち手である。
笑顔を絶やさず 性格も明るいが、碁にも明るい。




一局済めば
すぐ検討に入って、反省すべき点はきちっと抑えて、
次の碁に備えておられる。