天皇制民主主義
高野圭介 |
||
戦後の日本に「天皇制民主主義」を発展させることは不可欠であった。 戦後の日本に民主主義の政治を実現するためには憲法上,天皇統治は絶対必要だった。 万一,天皇制廃止ともなれば,ナチス・ファッシズムの独裁制を招く虞があった。 注:美濃部達吉は「天皇制民主主義」には関わっていないのでは・・・・高野 |
||
マッカーサー の三原則 1.象徴天皇 2.戦争放棄 3.農地改革 |
1946年にマッカーサーが三原則を表明した。 1.天皇は国の最高地位 日本国憲法第1条は、天皇を日本国と日本国民統合の「象徴」と規定する 2.国権の発動たる戦争の放棄 憲法第9条第1項の内容である「戦争の放棄」、 3.日本の封建制度の廃止 農地改革(農地解放)は、1947年から1950年の3年間にわたって、 地主が所有する農地を、日本政府がごく安い値で強制的に買い上げ、 小作人に売り渡す、という方法で行なわれました。、 |
|
兵隊が不在地主 | 地主は殆どが山と田んぼを持っていた,不在地主が改革の対象となった。 しかし、山だけは改革から除外された。 悲惨であったのは,兵隊に取られて、改革後引き上げてきた人たちであった。 帰ってきたら,自分の田んぼは何も無くなっていた。 嗚呼 |