2018年8月　　　　　席題「砂浜の夕日」　　虚石詠 8月27日から28日に掛けてのミステリー 予想が出来ないから、出くわすことがすべて新鮮。 どこ行くかアツサム地方ミステリー 加齢で温度差に弱い。バスの内外の温度差が暑さと寒さに体感する。 注：（アツサム地方はインドにある。暑い寒い） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　虚石識

ミステリー 北陸を行く   いざ出発 冷房に純毛毛布身をくるみ 夏電柱隠しカメラの見当たらず 緑陰に白い車とすれ違う 暑さ惚け「美男子用」とつい釣られ 初日観光 近江富士涼しい顔で夏空に 積乱雲現れ初めて雨匂い 遠望の名もなき滝は30meter 白波のうち寄せ打ち寄せ夏の浜 ロイヤル ホテル 能登 ホテルで エアコンを切れば適温七不思議 夏雨だ予報と現実とのギャップ 稲穂垂れ雀の群れの大乱舞 夏の宵活魚鮮魚のおどり食い 能登牛の土産と薦める夏の店  翌日観光 （義経が48艘の舟を隠した伝説から） 吸い込まれる断崖絶壁夏の能登 ワイパーは夏の雨粒右ひだり 世界一長いベンチの暑さかな 夏雨の原子力発電停止中 眼で笑う美人ガイドや夏弁当 帰　路   鯖江武生マップをなぞる夏の旅 緑陰に「みそまんじゅう」と赤看板 気の神の夏の移り気にわか雨 雨上がり夏路平安快走中 夏夕日渋滞となり大迂回