東京のペア碁大会・レポート 2011年11月18日発・・23日帰神 11月21日 八重洲・いずみジャパン 高野圭介 |
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碁吉会集合 | 21日のいずみジャパンには碁吉会の友人達。 中田良知。金沢明子。高野雅永。原田夫妻2名。 水口藤雄。関口清。高野圭介。の8名に加えて、 関口さんの碁友・松村直幹さんが加わりました。 |
松村直幹さん | 松村直幹さんは早稲田大学・囲碁部主将で、立場としては、 オール早稲田を束ねておられる方と聞きました。 では対局と、握って私に黒が当たりました。手慣れた高中国流です。 |
松村レポート |
私の最も親しい碁友である関口さんから 関西の碁吉会の「コーノさん」というすごい人が上京してきて 懇親囲碁会を開くので参加しませんかとお誘いをうけました。 毎日が日曜日の私は「喜んで参加したい」と返事をしました。 日時は11月21日、場所は東京八重洲のいずみ囲碁サロンでした。 当日、午後1時に会場に着きましたが碁吉会の皆さんは
食事中でしたので待つことにしました。 そこへ「碁吉会に来ました」と一人の青年が入ってきました。 いずみの受付嬢が 「こちらの方もお待ちしていますよ」と紹介を受けたような感じで その青年と話をしました。その青年が「コーノさん」の息子さんでした。 関口さんから息子さんも非常に強い人だと聞いていましたが その理由が直ぐ分かりました。 慶応の囲碁部の主将をしていたのですね。私は早稲田です。 12月初めに毎年一回開かれるオール早慶戦があります。 お互いにそれに参加しますし、共通の知り合いが大勢いますので、 碁吉会の人たちが食事から帰ってくるまでの30分間はあっという間に過ぎました。 いよいよ「コーノさん」とのご対面です。関口さんに紹介してもらいましたが、
80歳とは思われない元気な様子に先ず驚きました。 私も71歳ですが年を取ったから読めなくなったとかミスが多くなって・・・とか 年のせいにする言い訳は言えないなあと感じました。 「コーノさん」はさあ打とうと、
碁が好きで好きでという感じで笑顔で迎えてくれました。 握って私の白番でした。「コーノさん」の若々しく伸びやかな石運びに 圧倒され終始押されぎみでした。 「コーノさん」の手拍子(黒101手)によるミスによって 勝負は幸い致しましたが、碁は内容的に負けでした。 対局終了後、棋譜付けと感想を息子さんを交えていたしました。
そのときに「コーノさん」から今度大阪へいらっしゃいと 自分の名前の入った書類をいただきました。 なんと「コーノさん」は私が良く知っている「タカノ圭介さん」ではないですか。 直接お会いしたことはありませんが、40年、いや50年前から 関西にその人ありと言われた人です。 「タカノ圭介さん」であればよく知っているのですが 「コーノさん」と言われたものですから分からなかったのですね。 関東では「高野」をタカノと発音するのが普通です。 コーノと言えば「河野」が一般的です。 いやはや先入観というものは恐ろしいものですね。 大変素晴らしい出会いで
「高野圭介さん」に巡り合えたことは嬉しいことです。 大阪を訪れる機会をつくってまた1局お願いしたいと思います。 碁吉会の人たちとも烏鷺を戦わすことが出来れば楽しいでしょうね。 また、上京の節は夜の部のお付き合いも致したいと思います。 それではこれで失礼いたします。 平成23年11月24日 松村 直幹 |