上山和則師範の名言抄 高野圭介 春日井の雄・上山和則師範の名言を紹介しよう。 ここには梁山会という碁の同好会があって、羽根直樹プロの 六段時代の指導碁集を編纂され、それを戴きました。 題して「白と黒の足跡」 指導碁の思い出 その中から、上山囲碁観・二編と上山和則の打ち碁二局をここに紹介して贈ります。 学んだ教訓 プロにも気負わないで、自分の碁を打ち切るべし 高野圭介 |
囲碁上達法 (下の上段)上山和則 |
プロと打つときの心構え (下の下段)上山和則 |
囲碁上達法 上山和則 |
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よく言われるいろいろな囲碁上達法 1.詰碁を勉強する。 2.定石を覚える。 3.実戦を積む。 4.プロの打ち碁を並べる。 でも、こんなのは信じてはいけません。第一面白くないから、楽しくない。 続かない。自分でいい気になっているだけです。 |
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誰でも短期間で必ず3子強くなる方法があります。 端的に言うと、上達法はプロの碁を丸暗記するのです。 年齢、性別を問わず、誰でも実行できます。騙されたと思ってやってみて下さい。 必ずや3子強くなった自分に驚くでしょう。
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羽根直樹棋聖・天元 vs 上山和則アマ 1996年3月2日 78手完 黒中押し勝ち |
プロと打つときの心構え 上山和則 |
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プロとアマの差が歴然としている競技は相撲と囲碁・将棋と言われています。 相撲は一見して分かりますが、囲碁は頭脳勝負なので、どの程度なのかは推し量るしかありません。 それにはかなりの実力を要します。 「碁は相手が強ければ強い程、深みや広さを増すゲームである」そのように感じます。 かといって、プロと対局に際しまして、萎縮してしまっては打てないから、 しっかりした心構えが必要です。
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羽根直樹棋聖・天元 vs 上山和則アマ 1996年3月2日 2局目 160手以下略 黒13目勝ち |