燕京木野狐紀行  
2009年5月12日〜20日

                                            14日(第3日目)   井上泰子

 「鳥の巣」
 今日は観光の日。

早朝太極拳をして、タクシーに分乗してオリンピックスタジアムに向かった。
「鳥の巣」こと国家体育館は観光名所となって、多くの人で賑わっていた。
昨夏、数々の感動がTVを通じて伝わってきた。

トラックフィールドを歩き、赤い観客席に座ってみた。
「水立方」こと国家水泳センターは今回はパスして、王府井に移動した。

 王府井大街
北京の銀座と称される王府井大街を歩いていたら、
文字が刻まれている鉄のマンホールがあり、人が集るように群がっている。



ここに、明代に王府井の地名の由来となった井戸が実際にあったそうだ。
この文字はその故事来歴が書き込まれているという。

 狗不理包子  
皆で揃ってランチタイム。と言っても中華料理だ。
後、各自自由散策の時間。独り人混みの中を泳ぐように歩く。

全員集合したとき、
道端に、新鮮な野菜や果物を売りに来ているお店があり、
朝食用に買った。ライチを袋にいっぱい入れて、
量りに乗せて30元(450円)。とても安く美味しい。

夕食は包子。包子で有名な老舗の狗不理包子(ゴウフリ・ポウズ)で、
これは豚肉だけでなく、野菜もたっぷりで、嬉しい。


  
 国家大劇場  
ここから地下鉄で、
国家大劇場に向かった。
ここは1年半前にオープンしたばかりの世界最大のドーム形建築で、
歌劇場、音楽ホール、大劇場の三施設から成り、
併せて6000人もの観客を収容できるという。

中へ入る際のチェックが厳しく、空港並みでカメラやボトルを持ち込み出来ない。



この日、
アメリカ交響楽団の演奏で、オーケストラのサイドの真上から見下ろす席だった。
したがって、指揮者の表情がよく見えた。

帰りは地下鉄、タクシーt乗り継いで帰ったが、かなり疲れていた。
少し、身体を休めよう。