燕京木野狐紀行

2009年5月12日〜20日

                                                        高野圭介




 唐時代の王安石は囲碁のことを「木野狐」と言った。

 木はもちろん碁盤のこと。
野狐は賢く、変化を得意として、よく美女に化けて出てくる。
つまり盤上にあった石の変化を指している。

千姿百態、魅惑の美女を目の前にして、心を躍らさない者はおるまい。


李 洪州著 『白と黒に遊ぶ』より




北京師範大学を根城に遊んだ、9日間のレポート

四姫二太郎が、どっぷり北京の水にどっぷりと浸かった。


日中交流囲碁特選譜 

天地間囲碁クラブや明慧茶院での楽しくも壮絶な打ち碁集です。



 北京の童たち 写真画報

ずいずいずころばし・・・・独りっ子の童たちは今・・・・









北京の文化交流




中国を代表するような文化人との交流にノーブルな時間が流れた。

対局した
李 洪州先生
呉清源の故事を描いた「未完の対局」=「一盤没有下完的棋」の台本作家で、
囲碁随筆集・「白と黒に遊ぶ」の著者である。



朱 旭先生は「大地の子」の父親・陸徳志役を演じて我々には親近感があった。
北京芸術劇院の「生・活」の劇に出演されていて、観劇を楽しんだ。



国家大劇院音楽会に行った。
新築の大劇院はオペラ専門や交響楽専用とコーラス専用と、三つの大きな会場を有している。



吃驚仰天!

壮絶な盲碁
(中国の表現)

このような実戦碁が
この世の中にあった。


中国アマ・チャンピオン鮑雲さんの壮絶な盲碁を体験した。



鮑 雲 top ama (27歳)は盤を見ないまま碁盤に向かった。

最後のダメの一手まで打ち切って終局されたのに驚嘆した。

  
 一日遊
北京のアマ高段者との懇親の深まる
東陵への一日遊に手をつないで輪を作って遊んだ。
 
        
機動という名の自由観光
また、早朝の太極拳と中国の独楽回しがまたまた素晴らしかった。

加えて、機動という名の自由観光がまた、ひとしお楽しかった。


            
存分に堪能した北京
 どうだろう、私たちが存分に堪能させていただいた
これほど多岐にわたり充実したスケジュールは唐騰さんならではの提案だったのだ。

日本に帰ると、関西は神戸発信の豚インフルエンザの坩堝と化していて、
浦島太郎が煙に巻かれたようだった。





日中交流囲碁特選譜



 

天地間囲碁クラブや明慧茶院での楽しくも壮絶な打ち碁集です。

 




北京の童たち 写真画報

                                            写真 杉田明子

 
 

 ずいずいずころばし・・・・独りっ子の童たちは今・・・・





北京師範大学を根城に遊んだ、9日間のレポート




四姫二太郎が、どっぷり北京の水にどっぷりと浸かった。