錆び付いた切れ味


                                高野圭介自戦記

     小野幸治三段 vs 二子 高野圭介

       2008年8月6日 ライフ大阪囲碁クラブ
          203手以下略 黒4目勝ち


ライフ大阪の碁
ライフ大阪の碁は楽しい。

爽やかな雰囲気が癒す心で迎えてくれる。
いつも誰か、インストラクター(セミプロ)が居る。
いつも誰か、近い碁が打てる棋友が居る。

小野幸治三段
今日はプロの登場の日。

小野幸治三段を前に、原田芳宏さまと並んで座った。

終盤、震えて譲歩に譲歩を重ねつつ、
結局、数えて黒に4目残った。


小野先生評
1.手どころの140手台の見応えのある攻防で、
黒のヨミは白のヨミと遜色ない。

むしろ、
黒が本コウから、花見コウへ持ち込んだのは
白の上前を撥ねた素晴らしい感覚だった。



2.ヨセも正しく、全然間違っていない。


3.ウチスギの場面もなく、とても良い碁でした。

家田先生評
哀しいかな
黒・
迷刀・正宗の切れが錆び付いた。

再三のチャンスを逃している。
鈍刀に焼きを入れ、鋼を作り、スパッと切れ!


1.黒48は49にキリ。


2.黒58は61に引いて、キリを狙う。

3.黒106は107に打って、大石はキレている。