楽碁会囲碁大会

「誰と一緒に過ごすか。それによってあなたが何者かが分かる」

ーーーインカの言葉 ケチュア語の格言ーーー

 

 
楽碁会のレポート足跡


会議室B  2021年2月06日   高野圭介



本日、優勝して9段となった。

段のどん詰まりを考えると、

プロは九段は130名。全棋士450名。
全体の3分の1 近くが九段。
いずれ、九段棋院設立か。

アマは7段。7段には上下1段として
大まかに3段差ぐらいはある。
8段の棋力は難中の難。

                高野圭介

 
自己診断表 高野圭介作

 九品:段級位の棋力・碁品の
それぞれの主な特徴の分析を試みた。

あなたの自己診断でご自身の棋力の高さは?



級位 下級
棋力の幅は広く、認定基準は難しいが、
それでも棋力の差は当事者はよく認識しているものだ。

級位 上級
 狙いながら打てる。フリカワリも考える。
詰碁の取り組みが肝要で将来を決す。

守拙 初段
 相手の打つ石音に付いて打つ。
攻めを身上とし、打ち過ぎがち。厚みの理解が難しい。

若愚  2段
 石取ってその碁に勝たず。した手打ち名人。
稼ぎまくってシノギが得意。形につくのが課題。

闘力  3段
 力自慢。手を作りに行く。ハメ手とトントンが得意。
一方、指導碁のみで実戦不足の向きも。

小巧  4段
 キリ味に醍醐味。純アマの畏るべき打ち手。
社会勉強が戦術戦略に大きく寄与して戦い上手。

用智  5段
 定石、形筋の勉強家で、囲碁理論に新機軸の解釈あり。
手筋乱舞し要廃石の判断抜群。

通幽 6段
 一応囲碁体系を網羅しアマ高段の終点。
ヨミと形勢判断がよし。特に中に強ければ上の部。

具体 7段
 まず、形が崩れない。石の軽重強弱に敏感。
大局観がピタリ。ヨミの深さが限界の高さ。

坐照 8段
石の切り味、方向、気合いと自在の感覚で対処。
手どころのヨミぴか一。県代表クラス。

入神 9段
 トップ・アマ。オール・ジャパン・ベスト二桁。
四角の盤が円から球に見えてくる筈。

無上 10段
全日本の覇者。次世代の担い手。自在に打てる。


 




互先 高野圭介 8d vs 二子 富田 力 6d

121手以下略  白中押し勝ち


春浅し確かな足取り陽の射して   虚石




 


 


 
白 高野圭介 8d   vs  定先 千同宣彦 7d

108手以下略  白中押し勝ち


雪解風足もと温むほどの良さ   虚石





白 高野圭介 8d  vs  三子 宇田武一 5d

81手以下略  白3目勝ち


難のないそれが難だと残る雪    虚石