盤を見渡し、部分を看よ


家田隆二 八段  vs  5子 川口隆司

110手止め  時間切れ打ち掛け

2015年2月3日 於 骭、

                                川口隆司自戦記

プロの眼  
 
打つたびにしっかりした碁になってきています。
感心しました。   家田隆二 プロ

こんなことが分かるものでしょうか?
歯が浮くような感じですが、反省点ばかりです。

自己反省二点


○盤上全体を見る事が出来ていない。

 
○定石をもっともっと勉強する必要がある。




家田先生との対局の反省


1.序盤での大ケイマのカカリは、怪我の功名です。
新しい定石を覚えました。


2.右下の対応は定石を知って打った訳でもありませんでした。


3.続いての白29の後は、ハネを打つべきでした。
 天元を見据えて全体を見る事が大事だと痛感しました。


4.右上から右辺にかけて、黒46は以ての外。
白に49,51を連打させてはダメ。黒74は白地を消す手になっていない。
白地をより大きくした、


5.白87に黒88と押えたが、下辺白105の所へ打つべきだった。


 高野の眼
三つの問題点

1.左辺、黒36〜44の数手は打たずもがな。
この辺りは価値の無い砂漠地帯で、打たないところ。
打つとすれば、ダメをツメて石は動くもの。

2.上辺、黒66は68に隅を堅めながら白の眼を取る。
白はキッテも、全く巧くいかないのを確かめる。

3.下辺、黒80は81にツケヒキから生きて打つ。
本局のコスミは筋違いで、敵に塩を送った。