花冷えに若さ(?)を露呈した


家田隆二八段 vs 3子 宇田武一

2013年4月2日   於 稲葉プラザ

170手完 白中押し勝ち



もっと考えなきゃ
プロとの3子局は無理を承知でお願いしたが、やはり簡単にひねられた。

形の悪さ、ダメ詰まり、何でも凌ごうとする無理手、
勝手読みなど若さ(?)を露呈した。


次回からは欲を捨てて考慮時間をとってやらせてもらおう。
 
独創を楽しむ
初めに宇田さんは勘違いがあって、10子ばかり献上した。

それはそうとして、
宇田さんの強さの秘密は中央からの黒100手目。大石の封鎖にある。
実は、この封鎖のための事前工作こそ宇田流!

普段から常に全局的にバランスの良い碁で、一局の碁の展開に
独創の案件を盤面に提示し、「我がことなれり」と楽しんでおられる。

碁の勉強は不得手だが、テレビやインターネットで、鑑賞しながら
それが勉強そのものになっている、とか。

結局、宇田さんは碁が好きなんだ。    高野記