のらりくらりと逃げおおせ

                                        岸本道也自戦記

家田隆二八段 vs 三子 岸本道也

2006年4月15日 於隆研4月・神戸サロン

144手完 黒中押し勝ち
 

元気が出てきた
今日は家田プロに勝たせていただいて、
またまた元気が出てきました。感謝しています。
もっともっと勉強して、次も又ご指導下さい。

戦いの流れ
序盤に、
上辺で凝らされ、右辺で種石を亀の甲に抜かれ、
さんざんであったので、白は油断したのかも知れない。

次の決戦場で、コウを打ち抜いて、一つ済んだら、
なお、二つの弱い石の処理に悩まされた。

そう言いながら、順次巧く治まっていった。

白の猛攻
白109から、嵩にかかって白の猛攻である。
黒は逃ぐるにしかずと、のらりくらりが良かったのかも。

逃げおおせたときは、むしろ、白が危ないとは。
攻め合いかと思ったら、黒は活きていて、
一眼は白だけだった。


決め手を与えない
決め手を与えないで細く長く活きること。
これでプロに勝てるとは、驚きだった。