壁と眼形の関係がたいへんだ

                                        岸本道也自戦記

家田隆二八段 vs 三子 岸本道也

2006年7月15日 於隆研7月・神戸サロン
108手完 黒中押し勝ち

白をいじめる
最近、壁が出来て、うまく利用して、
白をいじめることが出来るようになりました。

不思議なもので、
プロの石でも取れる術を覚えられて幸福です。


大漁だえぇ  
今回も、左辺の壁が物を言って、大漁となったのですが、

手順中、白107で108に押して、広げると活きはあるか、
家田先生は繰り返し検討を加えられましたが、
やはり、眼がないことも証明できました。


重大な問題
遡って、白41は44に出て打つとどうか、と、
高野さんからの提案があったりしましたが、
これも重大な問題でした。


眼形が問  
碁というのは、眼形がいつも問われていると、
痛感しています。