独創的佳手と俗手織り交ぜて

先番逆コミ・打ち込み碁第2局

家田隆二  vs  定先 高野圭介
            白10目逆コミ出し

2009年7月7日 於 風鈴会・須磨稲葉プラザ
233手以下略 持碁

                                               高野圭介自戦記

熱血的ご指導
家田先生を風鈴会へ来られたのは最初である。
皆さまは先生の熱血的ご指導に深い感銘を覚えた。

家田評   右上黒25
上辺52にスベルところ。

下辺黒89  
先生の口からつい洩らされた。
「見事な碁を打たれるなぁ」と。

左辺黒129
黒129はツイで、131の単下がりは、互先では大きな後退。

黒129では、コウ含みに、2線からアテるのが常道。

 高野反省点    中央109 
安易で、最も反省する憤慨の1手。

難解だが、4の1間下から攻めてどうだったか?と自責。

黒147
最強のキリだが、これで、157に備えるべしと、自問。
左上黒165はハネて、2子トリが大きい。

 ヨセに問題
黒183から214手までに10目近く黒は損をした。
この辺りのヨセが今後の課題。心すべし。


 独創と本手
 好き奔放に打つから、独創的佳手が毎局現れ、楽しいが、
独創が俗手となって後退しているのも散見され、気になる。

やはり、本手の威力を改めて納得した。


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