馥郁とした囲碁三昧 家田隆二　　ｖｓ　　　先　高野圭介 2013年9月3日　　　於　須磨 　　�骭､ 196手まで、時間切れ打ち掛け 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高野圭介　自戦記
醍碁味を味わう	打ち掛けになったとき、「面白い碁でした」と、 家田先生顔を見合わせた。  今日の碁は桃源郷で碁を楽しむような 馥郁とした囲碁三昧に浸りきった碁だった。 これこそ醍碁味というのだろう。
ハイライト　１	家田評を交えて・・・ハイライト３つ。  立ち上がり、黒75ツケが好手！とお褒めにあずかった。 続いて、黒77.・79とオシツケて、白6子を制しては黒好調。
ハイライト　２	左上隅、黒93は白94の手筋を呼んだ。 黒93では101か103が本手だった。 しかし、黒96.98のキリ・ノビが隅に手を残した。 白104は苦心の応手。 とはいえ、ここで、白は一発が入った。
ハイライト　３	決め所、黒111は姑息な守勢で逸機。 黒111は129カケで中が大きく、なお優位を保っていた。 以降、白優勢のまま時間切れ。
ハイライト　４	黒121は見えざる佳手。 白122を待って、黒123とは心憎い。 ここで、黒125キリが生じた。