ナウい定石・安易な定石系

                          
高野圭介自戦記

家田隆二 vs  二子 高野圭介

2006年4月15日 隆研  於 神戸囲碁サロン

158手完 黒中押し勝ち

二子の威力を
二子の威力がそのまま保たれて終始したと、
家田先生評をいただいたことだ。

こんなことは滅多にない。
とても嬉しかった一局。


気になった
裂かれ形



気になった一手は黒70。
裂かれ形が気にくわなかった。
タンケイすべきだったと、後悔しています。

家田評

3つの

キーポイント

@黒20で、39と、カケる筋を見るのがナウイ
一群の定石以降の新バリエーション。

アテコミの後、
白21、黒ハネ、白ハネ、黒20の手順を得る。


A黒108は定石系で、分かりが良い。
白109が見え見えで、まあ、悪くもないが、

ここで、策を模索するとすれば、
102からコスんで打つ一法はこの際推奨の一手。



B白141は142アテ、黒ツギ、白143と、
打ちにくいが、筋悪く、中を捨てて打つ。

イキがある、との即断が敗勢を早めた。
早く中を見切って打てば、作り碁であったか。