白、立ち上がりから失速


家田隆二八段 vs 二子 高野圭介

                                     高野圭介 自戦記

2007年12月6日 家研・神戸囲碁サロン
196手完 黒中押し勝ち


3万円の指導碁
対局前の家田先生との雑談である。

「白石裕九段がお嬢さんの京子棋士に、
普通の指導碁といえども、
3万円の指導碁のつもりで、しっかり打て!と、
檄を飛ばしておられたと」


立ち上がりの珍事
どういう事か、立ち上がりに珍事が起きた。

1.白17以下45まで、白は泣き泣き活きを強いられた。

2.白49以下黒58まで、頓死してしまった


白の失速
白の失速はどうしたことか?


黒が特別妙手を打ったのではない。
緊張の余りに脱力か、何かの勘違い?
としか、言いようがなかった。


黒64で、76コスミなら、
それでホントウにお終いのウン。


あと、ゴジャゴジャやって、
最終15目以上の差で、白投了。