同じ轍を踏んでいる!

                               宮垣 実自戦記

家田隆二八段 vs 五子 宮垣 実

2007年5月19日 於隆研・神戸サロン
138手完 黒中押し勝ち


腰が引けている
囲碁は戦いのゲームだと
一応はその積もりになって碁盤に向かっておりますが、
後から戦評を聞くたびに
半ば逃げ腰ですっかり腰が引けていることがよく分かりました。


前回も同じこと
白3に対して先ずは右から白の開きを制限しておいて,
白が中央に飛べば黒も4に跳ぶようにするのが
戦う姿勢ではなかろうかと指摘されると、

前回も同様同じ轍を踏んでいる自分が恥ずかしくなりました。

ぐうの音も出ない
白13に黒14ではお話にならないのであって、
19と二間に開くなり、15と一間に跳ぶことが戦いなんだと
高野先生に指摘されて、

ぐうの音も出ない思いでした。


祟る三面打ち
中盤から終局にかけてのややこしくなったとき、
三面打ちが祟って家田先生にミスがあり、黒の138で白投了されました。