バーディが5つ・・・嬉しい悲鳴

                                    宮垣 實自戦記

家田隆二プロ vs 5子 宮垣 實
      
2008年10月22日 隆研・稲葉プラザ
130手完 黒中押し勝ち



『宮垣さんのこんな碁は見たことがない。
バーディが5つ!いい碁だった』
と家田先生。

その、黒のバーディとは。

26・36・44・54・74・の5着のこと


「そうだそうだ。格段の上達!碁らしい碁になった」
と、高野先生が興奮して仰有る。

いつものように打ち進めば、
痛いほどきびしい批評に、鞭打たれるものを・・・。

ひるんでいてはダメ。どんどん切っていった。
飴と人参のいよいよの怖さが奮い立たせた。


家田先生は終局前に投了されたが、

右上隅、黒82〜90の手どころを、どこから切って行くのが良いかを、
「いよいよ欲しいところは最後に打て!」と解説して下さった。

定石・詰め碁・手筋と勉強の題目は色々あるけれども
家田先生の経験豊富な解説はたいへん味がある。


さて、いつも碁を打っていて思うことは
勝負ごとは連勝と連敗がありがちなことである。

 ○●○●○●となりにくいのはなぜだろう。