一手の致命傷で、すべてを失った

                                   中西美恵子 自戦記
                             評  家田隆二先生


家田隆二八段 vs 五子 中西美恵子

2006年2月18日   於 神戸サロン

154手以下略 白中押し勝ち

熨斗を付けて

先生に五子で頑張ってみるが、弾き飛ばされる。
その飛ばされ方がこぴっどい。けれど、
立ち向かっていくのだ。

46黒は最初に右辺を巧く切り抜けたと思ったら、
白45に始まって、白119まで、熨斗を付けて差し上げた。

なかなか思うに任せない。

先生からご指摘

最も重要な点は黒74であった。

黒74では75にツケて、問題なかった。
怖がった黒74が致命傷の敗着になりましたね。
折角のいい碁を・・・惜しい。