「六目中手」で仕留めた

                                           長 俊次 自戦記

家田隆二 vs 四子 長 俊次


2006年4月15日 於 隆研4月 神戸囲碁サロン

176手完 黒中押し勝ち


悔しそうに
終局後、家田先生は開口一番

「私が六目中手で取られたのは初めてのことです」
「しかも、手を残したまま、機を見ている態度が凄い」
「ふてぶてしいほど、じっくり打たれたか、うーーん」


まあ、悔しそうに言われました。


コウから

中手へ

@問題は黒126からコウを仕掛けたのがどうだったか?
仕掛けてから、コウ材を探しましたが、白129と、解消され、
愕然としました。

こうなっては、
黒145と置いて、中手狙いを本気で考えました。


Aこの六目中手ですが、取られたら持ち込みですし、
後も、コウ付きで、すんなりとはいかなかったのですが、
何もかもが運が良かったのでしょう。



Bヨセられて、大きいところをほとんど白に打たれていますが、
やはり四子のハンディは大きく、何とか残すことが出来ました。

万歳!
家田先生にはいつも痛い目に遭っていますので、
慎重の上には慎重に打ちました。

おかげさまで、幸運が舞い込みました。万歳!