天才坂井秀至棋士の少年時代

 坂井秀至プロ、栴檀は双葉より芳し


                                                     高野圭介



碁聖戦・第2戦(7月9日)を前に、少年時代の天才ぶりを紹介する。


大本命のゴールイン 坂井秀至君中学生名人に。



互先 土棟善行(青森県・四和中2年)
vs
先番 坂井秀至(兵庫県・灘中1年)

第7回少年少女囲碁大会 中学の部決勝戦
1986年8月5日 日本棋院・NHK
167手以下略 黒中押し勝ち





坂井少年の
天才ぶり

 

坂井君は1日4〜5時間も碁の勉強をしている。
当時から、碁の勉強の虫

坂井秀至君は昨年、1985年小学生名人となり、
一般の部で、アマ本因坊、アマ十傑戦などでも活躍して、
大本命と目されていた。

本命がそのまま優勝とは、相当なプレッシャーだろう。
お見事と言うほか言いようもない。

今は静かに碁聖戦第2戦を待っている。


土棟少年は
アマの雄



土棟君は陸上部で活躍しているスポーツマン。
当時から、文武両道の雄。

その後、2008年(本年)は第29回世界アマ囲碁選手権戦に、
日本代表として大活躍されました。

結果は5位に留まったけれど、その強さは定評がある。