ネット碁対局サンサン記憶の碁

打っていて、楽しさが充ちてきた記念すべき碁



                                   高野圭介

 碁会所  
私は碁会所で碁を打つという習慣は無い。

日永、盤に向かうということは快楽よりも苦痛なのである。
大会はどうか?と言われると、それは、当然ながら別問題。

2001年というから、15年前の棋譜が出てきた。

棋風
丁々発止とはこういうことか。こういう碁は独りでは創れない。
盟友・阿部選手と編み上げた心に残る碁である。

今、振り返ってみると、棋風は大きく変わっている。
当時の碁に寧ろ感動もし、少なからずノスタルジャーを覚える。



白番  阿部正利  vs  先番  高野圭介

                       6.5目コミ出し

199手完 黒 中押し勝ち

黒55キリは凄い!
黒63も素晴らしい発想。ならば、黒65はナンタルチア!
黒125から141まで、胸の空くような進行。
黒169は井目手。二線にぶら下がりの一手なのに。
黒189がトドメ。

                                    高野自戦感想