第3回 新風節レポート

2014年1月14日(第2火曜日)

                                  高野圭介 レポーター

 




 
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一番人気


碁会の在り方は常に暗中模索である。
もちろん、コレといった形があるわけが無い。

自由対局の流れのまま、
13路盤ペア碁が一番人気となり、
それがまあ、妖しいまでにも楽しい碁会が編み上げられたのである。

 
須賀悦子8k

大奮闘




 ペア碁はまず、組み合わせ。そして自動的に決まるハンディ。
コレが何ともいえない悲喜劇が惹起する。


家田隆二プロ10d・池本愉美子3d組 vs 4子 内山和彦4d・須賀悦子8k組

凄い碁で、終盤微細。最後に黒が3目損を重ねて、作ってみれば、黒1目勝ち。
棋譜は無筋の碁で、無い。

その内山・須賀組は岡山の吉岡信一・赤田徳子組に屈した。


息が合う

 



決勝戦

浜辺荘9段・梅本和枝3段組 vs 2子 吉田健・加田美保子組

3目半白コミ貰い  100手以下略 4目半黒勝ち



吉田組は打とうと思っているところへ双方の思考が繋がって打てた。
両者「息の合った進行で勝てた!」と意気軒昂であった。

 
家田10段

vs

松尾8級




落盤ながら、熱戦譜

家田隆二プロ10d・池本愉美子3d組 vs 3子 高野圭介8d・松尾良輔8k組

4目半白コミ貰い     62手以下略 黒6目半勝ち



松尾8kは終盤、死んでいる石に次々三手を掛けてダメ押しの手が出、
あわやと思われたが、貯金が大きく、6目もアマした。

松尾選手は感覚初段、実戦8kと家田評。