アトホームな大角ホテルの3日間



2011 年10月31日    宮垣 実

無くて七クセ   
 人は無くて七クセ。私は夜中に寝言を言う癖があるのです。
私の寝言の大声に家内は大びっくりして私の枕元へ来てくれていることを
この二三年前から知りました。

夢にうなされて言うこともあれば、夢などぜんぜん見ていない時に言うことも度々あって、
起こされても何一つ思い出せないのです。

 一部屋独占
 碁吉会の旅行では二人一室の部屋割りが普通であって、
今回個室希望のお方がなかった勢でしょうか、私一人だけが
高野会長の計らいで一部屋独占で泊めて頂いたのです。

従いまして同室者がいらっしゃらないので安心して熟睡が出来ました。
先ずはお礼を申し上げたいのであります。

おかみ(女將)のこと 
 この旅行ではホテルに入ってから帰るまで殆ど外出することなく、
碁を打っているか食べているかお風呂(温泉)か寝ているかの四点張りでしたから、
専らホテルの内部について気がついたことを書いてみます。



 おかみ(女將)は大角(オオスミ)ホテルの社長の娘さんで50才、
丁度私の娘(49才)と同じ年頃です。
小柄ながらとても甲斐甲斐しく働いておられるお方で、
均整のとれた身体の上にチャーミングで明るい美人。
親しくお茶でも頂きながら世間話など出来たらいいだろうなと
夢が膨らむような想いをしました。

 絶景のホテル
 大角ホテルの建物は勿論シーサイドビューの素晴らしい眺めの宿なのですが、
この砦のようなホテルは玄関まで、クルマならロウギアーで上がらなければ
落ちてしまわないかと危ぶまれる急阪でした。

さて玄関は7階建ての略真ん中の4階にあって、
太平洋を見下ろす絶景の場所にあります。

  津波対策


 津波対策は何もせずとも完璧。昔は4階でしたが後々に7階にして、
部屋数は40室、大広間120帖中広間40帖、露天風呂にサウナ風呂と
この辺りでは大きい方らしい。

私の部屋は201号で、
4階半の玄関フロント階から別棟のエレベーターで降りて行きます。
碁はフロント階から二分の一階降りた談話室で打ち、宴会等食事は新館の7階へと
少々ややこしい構造となっていまして、二日目になってやっと馴れてまいりました。

 すべての面で満足
      

帰りは、乗り継ぎもトントン拍子で、船には髪の長い美人とも乗り合わせ、
高速道路では多賀インターで見た秋の高い空には白雲が浮かんでいた。

今回の小旅行はすべての面で大満足が出来、
お天気までが三日間快晴でミニ碁会を歓迎してくれていたようでした。