新風節 囲碁大会 特選棋譜 内山和彦 vs 二子 宮垣 実 129手以下略 黒勝ち 観戦記 高野圭介 |
|
い |
|
風格ある碁 | もう、旧知の仲のお二人は手慣れたと思っていたら、 久しぶりの碁であったそうな。 内山さんは宮垣さんの上達ぶりに、驚嘆して、 一手一手身が締まる思いであったと、述懐される。 そういえば、宮垣さんの碁盤の石の姿は風格さえ出てきた。 |
完璧の黒?? | 宮垣さんは完璧な碁で、100手近くまで問題なく打って、 完勝!と見守っていた。 遂に捕まったのが、黒96からである。 大事な右上隅が白に蹂躙されてしまった。 ここをしっかり打ち切ったら、すでに高段の域!さぁ、もう一息! 白が上手かったのか、黒が受け損なったのか。 そこが碁というもので、棋力というものかと思う。 とは言え、さすが、黒は勝ちきった! |