鍋に入れてから・・・蓋が外れた

第54回・須磨区囲碁大会決勝戦・レポート

                                            高野圭介



須磨区碁会
久しぶりに須磨碁会に参加した。
前に、3連勝していたので、もう8段止まりである。

対戦相手 
1回戦、東屋弘6段(東白川ホワイトクラブ)、
2回戦岡本正明4段(大手喜弥寿会)、
3回戦内藤久寛3段(戎町えびす会)、そして、

決勝戦は上田芳美4段(神の谷コスモス囲碁クラブ)となった。


  

置碁とは 
大会の置碁は置き石の威力はそこそこあって、怯んではならないし、
打ち過ぎてもならない。普段打つ置碁とは違う怖さがある。

決勝戦の模様 
決勝戦の上田さんは、なかなかの打ち手で、確かに筋がよい。
しかも独特の筋で、結構馬力もある。立ち上がりから、
4子の手合いとは思えない厳しさを感じながら、打っていった。

ただ、筋のよい碁は、業がかかりやすいものだ。
しのぐにも、攻めるにも、筋に乗って打てる。

帰ってから、棋譜を採った。
採りやすいということは、やはり、筋が良い訳で、
流石と思った。とても面白い碁で、充二分に楽しめた。




歳と共に去りぬ 
実戦は白231で、取り切っておけば、お終いのウンであったものを、
何をか思いけむ!あっち向いてホイ!一瞬にして千秋楽。